LPGタンカーがパタヤ・ラーン島で座礁、ガス漏れなどの被害なし

【タイ】東部チョンブリー県パッタヤー(パタヤ)ビーチ沖合のラーン(ラン)島で3月25日午前2時頃、液化石油ガス(LPG)タンカーが座礁した。タンクが空の状態で航行していたため、ガス漏れの心配はないという。

 運営会社のSCグループホールディングスの発表によると、タンカーの船長は近くを航行してい漁船との衝突を避けるために舵を切り、ラーン島の岩場に乗り上げたと話しているという。漁船の船長は、タンカーの航行速度が速かったため自らも慌てて進路を逸らしたと、警察に報告した。また、当時の映像がフェイスブックに投稿されている。

 SCグループホールディングスは自社の船長の過失を認めており、全責任を負うと述べている。座礁したタンカーはタグボートで引いて海面に戻し、損傷部分を確認するという。パタヤ当局も現時点でガス漏れの発生はないとしているが、今後、サンゴ礁の損傷など環境への影響を調べる。

 

タンカーと漁船の映像 Mai Supanai

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