タイ東北部の世界遺産で希少動物のカワウソ

【タイ】東北部ブリーラム県の世界遺産「ドンヤイ野生生物保護区」で数匹のカワウソが出現し、動画に映された。保護区職員による撮影で、3月12日にフェイスブックに投稿された。

 動画に映っているのは「ビロードカワウソ」で、同保護区内では2025年2月時点で14匹ほどの存在が確認されている。道路上に姿を現すのは珍しいが、水飲み場となっている貯水池ではカワウソのほか、ゾウ、シカ、ガウル(牛)、コウノトリ、オウムといった野生動物を見学できる可能性が高いという。

 タイのメディアの説明では、ビロードカワウソは体長65~75センチ、しっぽの長さ40~45センチ、体重7~11キロ。タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム南部、中国雲南省西部、マレーシア、インドネシア・スマトラ島、インド、ネパールに分布する。

 ドンヤイ野生生物保護区はカオヤイ国立公園と共に、ユネスコの世界遺産「ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群 自然遺産 / 2005」に指定されている。

ドンヤイ野生生物保護区フェイスブックより เขตรักษาพันธุ์สัตว์ป่าดงใหญ่ จ.บุรีรัมย์

 

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