警官に暴言の日本人 警察署に出頭して謝罪

【タイ】北部チェンマイ県での新年イベントでコームローイ(ランタン)を飛ばそうとして止められ、警官の襟をつかんで暴言を吐いた日本人が1月1日午後7時半頃、チェンマイ警察署に出頭し担当警官に謝罪した。タイの各メディアが1月2日に報じた。

 騒ぎは、大晦日から元旦にかけてのカウントダウン・イベント中、チェンマイ市内ターペー門辺りで起きた。年が明けた0時30分頃、日本人が禁止されているコームローイ(ランタン)を持ち出し、警備にあたっていた警官の制止を無視して火を付けて飛ばそうとし、落とされるやいなや襟を掴んで暴言を吐いた。

 この動画がSNSで拡散され、元旦からテレビやオンラインニュースで報じられた。一方の警官は、終始冷静に対応してその場を収めたことから、チェンマイ警察署長から評価された。金一封を受け取ったというニュースも、元日に流れた。

 日本人は担当警官に深く頭を下げて謝罪し、法に従う意志があり、タイが好きなので機会があればまた訪れたいと述べたという。警察は法に則って、公務執行妨害で罰金3000バーツを課した。

 一部のメディアは、動画内で日本語を確認できないことから、日本人ではなく外国人と変更。今回は多くのニュースで「ヒラノ(31)」と報じられている。

写真:チェンマイ警察署

【更新:日本人→外国人】外国人が禁止されたランタン持ち出す 警官に止められて襟を掴んで暴言

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