【タイ】タイ警察が12月29日に発表したところによると、27日から始まった年末年始の帰省を受けて全国の警察が交通違反の取り締まりを強化、最初の2日間で1万数千人が検挙もしくは逮捕された。ほとんどはスピード違反。
本来の年末年始休暇は12月28日から1月1日までの5日間だが、スケジュールをずらして休暇を取る国民が多いことから、帰省ラッシュによる交通事故の増加を見据えた交通安全キャンペーン「危険な10日間」が、12月27日から1月5日までの10日間に設定された。
警察が発表した27、28日の交通違反の内訳は、スピード違反1万1743件、飲酒運転249件、信号無視3982件、逆走44件、無理な追い越し9件、運転中の電話33件、そのほかの危険運転15件、シートベルト未着用77件、無免許95件、オートバイ運転でのヘルメット未着用49件など。
警察はまた、運転中に眠くなった場合は高速道路警察のコールセンター「1193」 に速やかに連絡するよう、国民に案内している。全国205カ所の高速道路パトロール隊の施設に無料で宿泊できるという。
写真:POLICE News Varieties