バンコクで百日咳流行の兆し、14日間休校の学校も

【タイ】タイ保健省が11月13日、バンコク都内の学校で百日咳が流行し始めたとし、都民に予防接種を受けるよう呼びかけた。特に子どもおよび子どもと接する機会が多い大人は感染のリスクが高く、注意を促している。

 百日咳はタイでも日本でも流行する特徴的な咳とされる。風邪のような軽い咳、くしゃみ、鼻水で始まり、次第に激しくなって「ヒューヒュー」という音を伴う呼吸に発展、嘔吐も引き起こす。咳やくしゃみで空気感染し、一般的にはワクチン未接種の乳幼児、妊婦、成人でもワクチン効果が薄れてきた人が感染しやすいといわれる。

 バンコク都内ではすでに、シーナカリンウィロート大学系列のパトゥムワン・デモンストレーション・スクールで少なくとも2人の生徒の感染が確認され、13日から27日までの休校に入った。授業は主にオンラインでこなすという。

 プームプン・チッチョープ教育相も同日、百日咳の集団的な感染が確認された場合、公立学校の休校があり得ると発言した。

パトゥムワン・デモンストレーション・スクールがフェイスブックで公表した、百日咳発生を受けての休校の説明文

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