【タイ】バンコク都内8区で11月12日朝、微小粒子状物質(PM2.5)の平均値が高まり、オレンジ色の「健康に被害が出始めるレベル」となった。数値が高いのは、バンコク北西部のノーンケム区(47.6)、同タウィーワッタナ区ー(40.6)、チャオプラヤー川沿いのトンブリー区(39.7)、中華街を含むポーンプラープサトゥルーパーイ区(39.1)、トンブリー区北側のバンコクノーイ区(38.1)など。
オレンジ色のPM2.5平均値は37.6~75。世界保健機関(WHO)が定める基準値は1立方メートル当たり25マイクログラムだが、バンコクの基準値は同50マイクログラムとも説明される。12日時朝時点で、スワンナプーム空港北側のサパーンスーン区(24.6)を除いて49区でWHO基準値の25を越えている。