タイで逃走中に死亡の日本人詐欺容疑者、死後に何者かが母親に送金させる カード使用も

【タイ】タイ字紙コムチャットルクなどによると、保釈中に逃走し行方がわからなくなっていた詐欺容疑の日本人男性ニシ容疑者が昨年死亡していたことが明らかになった。死後に容疑者をかたった人物が容疑者の母親に100万円を送金させたり、容疑者のクレジットカードを使用した疑いがあり、タイ警察が捜査を開始した。

 容疑者は2020年3月に東北部ノンカイ県の国境からタイに入国した。同年11月、詐欺容疑で逮捕され、保釈中の2022年に姿を消した。2023年6月8日に北部チェンマイ県の病院で肺の感染症で死亡した。39歳だった。

 死亡した翌日の6月9日、ニシ容疑者の母親に、容疑者が重病で金が必要だという電子メールが届き、母親はタイの日本人名義の銀行口座に治療費として100万円を送金した。同21日にも同じメールアドレスからのメールで追加で30万円を要求されたが、母親はこのときは送金に応じなかった。

 今年7月4〜6日には、容疑者のクレジットカードが食事とホテルの予約に使用された。

 容疑者の母親が今月5日、タイ警察に捜索願を出し、6日に死亡していたことが確認された。

 

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