タイの日本食レストラン 前年比8%増、5751店 ジェトロ調査

【タイ】ジェトロ(日本貿易振興機構)が行った「2023年度タイ国日本食レストラン調査」(店舗数調査期間2023年8月15日~10月31日)で、タイ国内の日本食レストランは5751店で、22年度の調査から426店、8%増加した。

 業種別の店舗数は「寿司」が最も多く、1372店だった(前年比4.1%減)だった。次いで「日本食(料亭、懐石、郷土料理、総合和食店、定食、和食ファミレス)」1354店(同6.4%増)、「ラーメン」741店(同21.3%増)、「すき/しゃぶ」453店(同17.4%増)、「居酒屋」437店(同18.4%増)、「焼き肉」417店(同22.3%増)、「喫茶」291店(同4.7%増)、「丼専門」169店(同1.2%増)、「カレー/オムライス」158店(同12.1%増)、「洋食」144店(同11.6%増)、「揚げ物」136店(同10.6%増)、「鉄板お好み」48店(同12.7%減)、「蕎麦うどん」31店(同47.6%増)――。

 多店舗展開するブランドは「店舗数51店以上」が10、「11~50店」が45、「6~10店」が59、「2~5店」が374だった。

 客単価別にみると、「101~250バーツ」の店舗が最も多く、2040店。次いで、「251~500バーツ」1333店、「100バーツ以下」691店、「501〜1000バーツ」690店、「1000バーツ超」237店だった。760店については確認できなかった。

 地域別で店舗数が最も多いのはバンコク都で2602店。次いで東部チョンブリ県358店、バンコク北郊のノンタブリ県355店、北部チェンマイ県257店だった。南部プーケット県は131店、東北部ナコンラチャシマ県は103店だった。

 2018年と2023年を比較すると、タイの日本食レストラン数は全体で1.9倍、バンコクで1.5倍、バンコク近郊5県で2.2倍、その他の地方で2.5倍増加した。

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