【タイ】政府は、「2026年世界銀行・国際通貨基金(IMF)年次総会」の開催成果を投資誘致、雇用創出、所得向上につなげる取り組みを本格化させる。アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は、「IMF加盟191カ国の代表が集まった今回の総会で築いた信頼や人的ネットワークを、タイ経済の新たな成長につなげたい」考えを示した。
総会を通じて得た各国との関係強化を活用し、投資誘致、ビジネスマッチング、協力協定の締結、雇用創出など具体的な経済効果の創出を目指す。首相は今回の総会を、「タイ経済の次の成長段階に向けた足掛かり」と位置付けている。
政府はまた、AIを成長戦略の重要分野とみなすとともに、データセンターや先端技術産業への投資だけでなく、中小企業や農業従事者、労働者が新たな産業のサプライチェーンに参加できる環境づくりを目指す。企業や農業、医療、教育、サービス分野でAI活用による生産性向上を進め、人材育成や制度整備も推進する。
さらに、タイ料理、音楽、芸術・文化といったソフトパワーの活用にも力を入れる。総会期間中の歓迎レセプションでは、屋台料理からミシュラン星付きレストランの料理まで幅広いタイ料理や文化芸術を紹介し、参加者3000人にタイの魅力を発信した。政府はこうした文化資源を、ウェルネス産業や健康長寿関連産業の発展にも結び付けたい考え。
写真:FC Anutinフェイスブックより




























