【タイ】タイの石油大手バンチャーク・ペトロリアム(BCP)は4月11日、中東から輸入した原油を積んだタンカーがシンガポールに寄港し、一部貨物を荷下ろしした後にタイに到着したことについて、業界で一般的な「共同積載方式(コーローディング)」による輸送だったと説明した。民主党議員がアヌティン首相による内閣政策表明(所信表明演説)の際に転売疑惑として取り上げていた。
議員は船舶追跡データを基に、貨物の一部がシンガポールで陸揚げされていたと指摘。原油が第三国に転売された可能性があるのではないかと疑問を呈して政府に説明を求めた。
BCPは声明で、今回の輸送は複数の顧客向け貨物を1隻にまとめて運ぶ共同積載方式で行われたと説明。シンガポールで荷下ろしされた分は当初から別の顧客向けに指定されていたもので、合意済みの航海計画に沿って順次荷役を行った後、タイに向けて航行して同社シーラーチャー製油所で原油を荷揚げしたとしている。
また、ほかの顧客に関する詳細は公開できないとしつつ、政府との調整段階から関係機関には必要な情報をすべて提供していたと説明。最近の政府視察時にも報告したと付け加えた。
























