日用品・生活雑貨チェーンのMR. D.I.Y.、2027年までにタイ全国1500店体制へ

【タイ】日用品・生活雑貨チェーンの「MR. D.I.Y. ホールディング(タイランド)は、2026年に総額40億バーツ(200億円相当)を投じ、全国で210店舗を新たに開設するとともに、事業拡大を支える自動化倉庫の建設を進める。2027年までに店舗数を1500店超に拡大する方針。

 投資の内訳は、新規出店と既存倉庫の拡張に21億バーツ、バンコク東郊サムット・プラーカーン県のアラヤ工業団地に建設する160ライ(1ライ=1600平方メートル)の自動化倉庫に19億バーツを充てる。倉庫は2031年の全面稼働時に3000店舗分の物流を担う能力を持ち、2028年から段階的に運用を開始する予定。

 同社は現在、主要6カテゴリー1万6000品目を展開し、商品のおよそ75%を中国、インド、東南アジア諸国から輸入、残る25%を国内300社から調達している。価格重視という模倣が難しい戦略を維持し、競合他社より平均27%安く商品を販売。このような戦略が市場シェアとブランド認知の拡大につながり、同社がタイで最も成長の速い生活雑貨小売業者に成長したと自己分析している。

 コロナ禍以降、消費動向も回復の兆しが見られるとし、今年の210店の出店計画に至った。新店舗の7割はすでに立地を確保しており、都市部から地方まで全国的な展開を強化する。

 2025年末時点の店舗数は全77県1127店舗で、年間利用客数は1億2000万人を超える。創業10周年を機に、象徴的な黄色の外観を生かした新スタイルの「2.0」型店舗を導入し、視認性と買い物のしやすさを高めていく。

 自社ブランドや知的財産を活用した、共同開発商品の拡充にも注力する。自社ブランド商品の売上比率は2023年42.7%、2024年44.9%、2025年45%と右肩上がりだという。
2025年の売上高は前年比24%増の201億バーツ、純利益は48%増の26億バーツ。2026年も2ケタ成長を見込む。

MR. D.I.Y. Holding (Thailand) Public Company Limitedホームページ

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