マルチブック、タイのITコンサル企業と提携 多国籍企業向けに会計・税務対応のDX支援

【タイ】グローバルクラウドERP「multibook」を提供する株式会社マルチブック(本社:東京都品川区)は2月24日、タイを拠点に東南アジアでDXやERP導入支援を手がける「V Group Consulting & Solutions Co., Ltd.」(本社:バンコク)と、同社製ERPの販売および導入に関するパートナー契約を締結したと発表した。両社は今後、タイで事業を展開する多国籍企業を対象に、会計、税務、監査対応を含むバックオフィス業務のデジタル化を、要件整理から導入、運用定着まで一貫して支援する。

 同社によると、タイでは国家戦略「Thailand 4.0」のもと、産業の高度化や生産性向上を目的としたデジタル技術の活用が進んでいる。こうした中、企業のバックオフィス分野でも、会計、税務、監査といった制度対応を確保しながら業務のデジタル化を進める必要性が高まっている。一方で、タイに進出する多国籍企業の中には、現地制度に対応する過程で会計・税務業務が複雑化したり、本社や他国拠点で共通のERPを利用していても、現地要件への対応によってデータが分断されたりする課題を抱えるケースがあるという。

 マルチブックが提供する「multibook」は、タイの税務要件に対応し、歳入局の認定を受けているクラウド型ERPで、多言語・多通貨・複数帳簿に対応している。今回の提携では、同製品の機能と、V Groupが持つ業務要件整理や業務プロセス見直し、ERP導入・運用支援に関する知見を組み合わせることで、タイおよび東南アジアで事業を行う企業のバックオフィス業務のデジタル化を実行面から支援する。

 V Groupは、タイを拠点に日本および東南アジアで事業を展開するITコンサルティング企業で、業務要件の整理やプロジェクト管理、ERPやCRMの導入・運用支援などを手がけてきた。導入計画の策定からシステム設定、利用部門への展開、稼働後の定着支援までを一貫して行う点を強みとしている。

 両社は今後、ERP導入計画の策定から初期設定、運用定着までのプロセスを連携して支援するほか、タイで事業を展開する日本企業や外資系企業を対象に、会計や電子請求書対応、内部統制など実務に直結するテーマを扱ったセミナーやウェビナーを共同で開催する予定としている。また、共同での導入・運用支援を通じて得られた知見を整理・標準化し、支援体制の拡充を図ることで、タイにおけるバックオフィス分野のデジタル化を後押ししていくとしている。

株式会社マルチブック:https://www.multibook.jp/

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