タイ東北部で国際物流道路の建設進む、タイ・ラオス間の交通強化へ

【タイ】タイ首相府によると、運輸省地方国道局が東北部ナコーン・パノム県で航空機整備拠点と国境卸売拠点を結ぶ道路の建設を進めている。第3タイ・ラオス友好橋周辺と国道212号線を結ぶもので、県内交通の利便性向上とラオスとの国際物流強化が目的。

 建設中の道路は全長23.1キロメートル、総事業費9億4900万バーツ(46億円相当)。進捗率はすでに90%を超えており、舗装工事、交通標識、照明設備の設置などが残るのみとなっている。完成は2026年初頭を見込む。

 工事は2区間に分けて実施された。第1区間は延長16.5キロメートルで、鉄筋コンクリート舗装の4車線道路を新設。第2区間は延長6.6キロメートルで、鉄筋コンクリート舗装の2車線道路の整備となった。

 地方国道局は、「完成後は国際物流の効率化と地域経済の発展に寄与する」と強調。供用開始時期は改めて発表される。

画像:地方国道局

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