コロナ禍での負債、政府貯蓄銀が借り換え実施で83万人救済、総額58億バーツ

【タイ】国営タイ政府貯蓄銀行(GSB)が10月29日に発表したところによると、同銀はコロナ禍の影響で負債を抱えた自営業者や一般国民を救済するために借り換え策を実施、83万人を対象に総額58億バーツ(260億円相当)を処理する。

 他銀行やクレジットカードなどで抱えた負債や不良債権を統合してGSBに借り換えさせ、低利子で返済させていくというもの。2024年は2回実施し、72万人分の債務処理を実現した。今後さらに11万人分の借り換えを実施し、総額は58億バーツに達する見込みだ。

 同銀のウィサイ・ラッタナコーン総裁は、同策は政府が昨2023年12月に閣議で承認した支援策に基づくものと説明している。

SGBによる借り換え策報告

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