北部チェンライへのタイ国鉄新路線、工事進捗率5〜8%
- 2024/3/14
- タイ経済・企業
【タイ】タイ国鉄(SRT)は北部のプレー県デンチャイ駅から北上してメコン川沿いのチェンライ県チェンコン郡を結ぶ新路線を建設中だ。全長323.1キロ、26駅の複線で、北部のラムパン県、パヤオ県、チェンライ県チェンライ市を経由する。建設費は728億バーツ(約3000億円)。2028年開通を目指す。
2月時点で工事の進捗率は区間1(デンチャイ〜ガーオ間103.7キロ)6.5%、区間2(ガーオ〜チェンライ間132.3キロ)7.8%、区間3(チェンライ〜チェンコン間87.1キロ)5.5%。
SRTの北部線はバンコクと北部の中心都市であるチェンマイ県チェンマイ市を結んでいるが、チェンマイのさらに北のチェンライには線路が通じていない。新路線はチェンマイの南のデンチャイ駅で分岐し、チェンライに北上する。