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【再録・タイ人あるある恐怖体験】⑳ 120キロで走るママチャリ
- 2026/3/13
- カルチャー, コラム, タイ人もあるある恐怖体験
♀ 30代 ピッサヌローク出身バンコク在住
彼氏と車でピッサヌローク県にある実家からバンコクに戻ってくる時の話。ピッサヌロークからバンコクに行くにはピジット県を通らなければならない。夕方5時前にピッサヌロークを出て、6時の黄昏どきにピジット県境に入る。そのとき、何もないはずなのに彼氏がヘッドライトを何度もパッシングさせていた。彼氏には少し霊感があり、ピジット県のその道は出ると有名だったので、何が見えているのかはある程度、見当がついた。ピジット県を出てから話を聞いてみると、やはり幽霊だった。
どうやら車を走らせていると、進行方向の道路わきを自転車が走っていたのが見えたらしい。こちらは車なので当然、その自転車にあっという間に近づく。しかし、すぐ目の前まで近づいたものの、なぜか追い越せない。120キロまでスピードを上げたが、どうしても追い越せない。
自転車が120キロで走っているわけがない。見間違いかと思い、何度もヘッドライトをパッシングさせて確認したが、やはりバイクなどではなくどう見てもママチャリ。しかも漕いでいたのは歳をとったおじいちゃん! 人間じゃない!
しばらくして、ママチャリとそれを漕いでいたおじいちゃんはパッと消えたらしい。ピジット県のその道は昔、戦場だったらしい。馬に乗った首なし戦士の幽霊が出るといったうわさも聞いたことがある。彼氏が見たのは戦士とは程遠い、ヨボヨボのおじいちゃんだったけれど……。
再録:過去に掲載して人気が高かったコラムを再アップしています。
























