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- 46)指を開いた手のひら「姫の爪」
46)指を開いた手のひら「姫の爪」
- 2025/1/17
- カルチャー, タイでどこにでも咲く花
和名:インドシクンシ
英名:Rangoon Creeper
泰名:เล็บมือนาง(レップ・ムー・ナーン)
細い茎が何本も伸びてその先に花が咲く形が、女性の指を開いた手のひらに似ているということだろうか、「姫の爪(レップ=爪、ムー=手のひら、ナーン=女性や姫など)」という名の花。種類は結構あるようで、民家の庭に育つ高さ数十センチの鉢植えから、店舗の駐車場の隅で2~3メートルまで育った樹木まで、タイでは至るところで見かける。タイには「~の爪」と名付けられた花が多いという。
和名や英名が示すように、インドやミャンマー辺りの熱帯アジアが原産とのことで、日本では沖縄辺りでもよく育つらしい。ネットで調べると虫下しの胃腸薬としても用いられると出ていて、タイでも頭痛薬や胃腸薬としての効果があるといわれる。