34)どう見ても異なる花なのに同じ「クチナシ」

和名:クチナシ
英名:Cape Jasmine, Gardenia Jasmine
泰名:พุดซ้อน プット・ソーン

 「くちなしの花」という昭和の歌がある。タイでもよく見かける。花屋で違う花を買ってきたつもりなのに、ネットで調べてみたら「同じクチナシだった」というほど、花びらの形が異なる種類が多い。東アジアとインドシナ半島で分布、日本は静岡県以西だとか。

 タイ語で「プット・ソーン」、花という単語を文頭に添えて「ドーク・プット・ソーン」でも良いが、「ドーク・プット」だけだど当連載の3回目で紹介した「サンユウカ(Pinwheel Jasmine)」となる。プット・ソーンの「ソーン」は直訳すると「オーバーラップ」。花びらの形としては的を得た名称かと。いずれにせよ、サンユウカもクチナシも、タイ語名と英名ではジャスミンと結びついている。ほか、英語でも日本語でもタイ語でも学名の「ガーデニア(Gardenia)」と呼ばれることも多いよう。

オーバーラップという表現が似合う花の形。

花の形が異なるがこちらもクチナシのよう。葉は同一に見える。

形を見ても色を見ても何の花が分からず取り敢えず買ってみたものの、ネットで調べてみたらこちらもクチナシらしかった。

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