「ここがポイント」日本人が見た建設現場 内装編その2 福孝工務店

 今回の現場はバンコク都内スクムビット通りに建つコンドミニアムの一室。水漏れしているバスルームの防水処理を含めた補修です。

ポイント(1):築わずか4年の物件なのに水漏れ
日本人の方が新築で購入したコンドミニアムの1ユニットです。バスルームのトイレ部分、床が水でふやけて大理石の下から盛り上がってきていました。水漏れはさらにバスルーム外の廊下部分まで広がっていった、という事例です。築わずか4年。このような問題は、建築業者がクレームを受けるのが普通ですが、タイではオーナーが自腹を切って補修、というのも珍しくありません。

バスルーム入り口

ポイント(2):そもそも防水処理がなされていない
バスタブを持ち上げたりシャワー取り付けの壁を剥がしたりして分かったことは、「そもそも防水処理がなされていない」ということです。タイの建物の壁はレンガ造りがもっぱらで、モルタルを塗って仕上げます。これだけだと当然、水を吸い込んで周辺に広げてしまいます。当コンドミニアムのほかのユニットで同様の問題が発生していても、何の不思議もありません。

ポイント(3):階下にボタボタを漏れていた
入居当初に問題が明らかになってもおかしくなかったのですが、不幸中の幸いというべきか、すぐ下の階は駐車場でした。水漏れ場所が柱の近くだったので駐車中の車にも水がかからず、「ここの駐車場はいつも濡れている一画がある」というだけで気にも止められずに放置されていました。これが入居スペースでしたら天井やら壁やらが水浸しになっていたところです。

 工期は当初4日の見込みでしたが、思ったよりも状況がひどかったので10日に延びました。コンドミニアムは土日に工事が不可など、時間がかかりやすいので要注意です。

廊下までしみ出た水の跡

補修中のバスルーム

FUKUTAKA KOUMUTEN (THAILAND) CO., LTD.
Head Office:
住所:33 Manutham Mansion 2nd Fl., Rm No. 4, Soi Sukhumvit 51, Sukhumvit Rd.,
KhlongtonNua, Wattana, Bangkok 10110
電話:02-662-5551, ファクス:02-662-5900
携帯:094-010-3059(岡野)
Branch No. 1:
住所:85/103 Rm. No.C6 Moo 20, Tambon Bangpleeyai, Amphoe Bangplee,
SamutPrakarn, 10540
電話:02-186-8632
Eメール:fk88th@fukutaka.com
ウェブサイト:www.fukutaka.com

関連記事

トピック

  1. 2024-25年末年始ツアー国外&国内とも予約受付中♪ 選択肢がある9月中の検討&予約がベストです…
  2. 西鉄ホテルクルームがBTSサラデーン駅前に9月OPEN♪ 日系最新ホテルで快適に☆出張に観光に便利…
  3. 仲間を誘ってアンコール遺跡の街で楽しむゴルフもチャレンジング!! ゴルフも遺跡観光も両方できるお得…

要チェック!イベント&セミナー

  1.  バムルンラード病院エスペランスセンター自然医療医学専門医をお招きして「いつまでも内面から美しく…
  2. オンラインで「キントーン」操作体験 海外のお悩みまるっと解決! ハンズオンセミナー タイ現…
  3. ザ・モール・ジャパンディスカバリー2024・フラワーシンフォニー リニューアルオープンしたザ・モー…
  1. 日タイ男子バレー「Japan Volleyball Asia Tour in Thailand 2024」チケット販売開始

     9月14日(土)・15日(日)にバンコク都内のニミブットスタジアム(Nimibutr Stad…
ページ上部へ戻る