27)「タイの桜」と適当に説明される「モモイロノウゼン」

和名:モモイロノウゼン
英名:Rosy Trumpet Tree
泰名:ดอกชมพูพันธุ์ทิพย์ ドーク・チョンプー・パンティップ

 2月ごろに咲き始めて3月ごろに満開となる花。時期的にピンクの花が咲き乱れるので、「タイの桜」と適当に説明する人がいるが、幹は桜のそれより全然高く伸び、花も全く異なる形。

 エルサルバドル原産で、タイには1957年に植樹された。タイ語の名称は「ドーク(花)・チョンプー(桃色)・パンティップ(人名)」。パンティップとは、タイにもたらされたモモイロノウゼンを深く愛された、ラマ5世(チュラーロンコーン大王)の孫の奥方とされるパンティップ・ボリパット妃(1909~1987年)。ちなみに歴代のバンコク都知事にスクムパン・ボリパット氏がいて、ラマ5世のひ孫。

乾期の青空に映えるピンク。

高く咲くため花を撮るのが大変。花弁は5~6センチほどに開く。

バンコクでモモイロノウゼンといえばチャトゥチャク公園が知られる。

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