タイ不敬罪で一審有罪、過去2年で79人 最長は禁錮28年

【タイ】国際人権連盟(FIDH)は10月31日、タイで2021年11月30日〜2023年10月30日に不敬罪で一審判決を受けた被告が100人で、このうち79人が有罪判決を受けたと発表した。有罪となった被告の最も長い刑期は28年だった。

 FIDHはタイのセーター首相が5月の議会下院選の選挙戦で、「不敬罪の運用に問題が多い」「不敬罪を改正すべき」と述べたと指摘し、タイ政府は批准している市民的及び政治的権利に関する国際規約に則り不敬罪を改正すべきと主張した。

 不敬罪はタイ国王夫妻と王位継承者への批判を禁じるもので、違反した場合、1件につき最長15年の禁錮刑が科される。

 

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