タイ、23年の交通事故死1万4000人 日本人8人死亡、275人けが
- 2024/1/23
- タイ社会
【タイ】交通事故情報センター(タイRSC)がまとめた2023年のタイ国内の交通事故報告(速報値)で、交通事故による死者は1万4126人(2022年1万4965人)、けが人は80万7565人(同92万7016人)だった。
このうち外国人は死者1943人、けが人4万1127人だった。国籍別の死者数はミャンマー人が最も多く1126人、次いでカンボジア人215人、ラオス人105人。その他の国の死者数は英国人37人、ロシア人32人、ドイツ人26人、中国人23人、米国人23人など。日本人は8人が死亡、275人がけがをした。
世界保健機関(WHO)によると、タイは2016年の人口10万人あたりの交通事故死者数が32.7人(WHO推計値)で、中国(18.2人)、インドネシア(12.2人)、日本(4.1人)などを大きく上回り、アジア最悪だった。