28)葉が落ちてから満開になる?「キバナワタモドキ」

和名:キバナワタモドキ
英名:Yellow Cotton Tree
泰名:สุพรรณิการ์ スパンニカー

 タイでは乾期の暑いころに咲く。ボタン(牡丹)が黄色くなったような大振りな花で、枯れた房からは綿が出てくる。タイ語で検索すると「キバナワタモドキ」という和名にたどりつく。漢字で「黄花綿疑」。しかし、その「キバナワタモドキ」という和名で検索し直すと、異なる花が多くヒットする。

 泰名はスパンニカーで、「スパン=黄金」。「ニカー」は調べきれず、タイ人に聞いても「名前の語尾に付く」という答え。人名でも「ニカー」や「カー」と語尾に付くのをよく耳にする。特に女性の名。

 中南米が原産のようで、現代では東南アジア諸国にも広く分布するらしい。バンコクではチャトゥチャクなど都内の公園によく植えられている。ただ、花が満開のときに葉が付いている木をほとんど見たことがない。たいていは葉が全部落ち、黄色い派手な花だけがワサワサとぶら下がっている姿ばかり。タイミングが悪いだけかも知れない。そのため、葉が青い木を見てキバナワタモドキと気付くことが全くない。花は散らず、頭がボロっともげたように散る。

小学生のころ、色付きティッシュで作らされたような花の形。

この幹は葉がだいぶ残っているが、それでもかなり枯れている。

地面にそのままボタボタと落ちる。

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