【タイ】法務省特別捜査局(DSI)は10月15日、大学教員を装って男子高校生らをだまし、わいせつ画像や動画を送信させていたとして、バンコク都内のホテルに勤務する男(26)を逮捕したと発表した。複数の大学の教員を名乗る偽のLINEアカウントを作成し、偽造した大学書類を用いて研究計画への参加を持ち掛けていた疑いがある。
事件は2025年6月、人身取引や児童性的搾取の被害者支援を行う団体「OUR RESCUE」から特捜局に情報提供があったことをきっかけに発覚。男は2019年ごろから著名校の男子生徒らに接触し、大学の研究に利用すると説明して性や個人的体験に関するオンラインアンケートへの回答を求めていた。その後、複数の大学教員名義の偽LINEアカウントや偽造文書を用いて信用させ、裸の写真や動画、自らの性的行為を撮影した映像などを送るよう要求していたという。
被害者の1人は、研究データ収集のためと説明されて男の自宅などで面会を求められ、研究担当教員の指示だと偽られて複数回にわたって性的行為を強要されたと証言している。男は大学の正式な書類だと称する文書を示し、研究から離脱しないよう脅していたという。
特捜局は10月2日付の逮捕状に基づき、バンコク都クローンサン区内のコンドミニアムで男を逮捕。家宅捜索で、ノートパソコン1台、携帯電話2台、iPad1台を押収した。5000件以上のわいせつファイルが見つかり、3000件超が児童ポルノ、2000件が成人向けコンテンツだったとしている。
写真:特捜局フェイスブックより




























