【タイ】「2026年世界銀行・国際通貨基金(IMF)年次総会」の会場となっているクイーンシリキットコンベンションセンター(QSNCC)前のラマ4世通りで発生した抗議デモは、10月16日午後7時まで座り込みで継続される見込みだ。デモを決行した団体は、世界銀行と国際通貨基金(IMF)に反対する「世界銀行・IMF反対人民ネットワーク」を名乗っている。
同団体は、政府の政策決定過程の透明化と、IMF・世界銀行との協議への国民参加を求めている。政府、世界銀行、IMFとの協議は単なる融資交渉ではなく、タイの国家発展の方向性や制度の枠組みを決定する重要なものであり、国民生活や権利に大きな影響を及ぼすと主張。そのため、国民が意思決定に参加できる仕組みが不可欠だと訴えている。実際の総会は、政府や両機関が定めた条件によって国民の参加機会が左右されており、結果としてどの意見を取り上げるかを主催者側が選別できる仕組みになっていると批判している。
デモ隊は当初、総会会場のQSNCCに向かったが、警察がラマ4世交差点周辺で隊列を組み、金属製フェンスやバリケードを設置して進路を封鎖したため到達できなかったとしている。対峙によって交通混乱を起こした後、ラッチャダーピセーク通りで座り込みを行った。大きな衝突への発展を避けるため、警察が活動の継続を認めた形となった。
●在タイ日本国大使館「IMF・世銀年次総会に関する抗議活動に伴う交通規制について(10月15日(木))」
●世銀IMF年次総会で抗議デモ 会議周辺で大規模な渋滞
写真:JS100 Radioフェイスブックより



























