タイのサムイ島など、2026年に向け観光戦略を刷新 「食・スポーツ・健康・芸術・持続可能性」の5本柱

【タイ】「Treasure of the Gulf of Thailand」を目指すサムイ島が、2026年度に向けて観光戦略を大幅に強化する。タイ政府観光庁(TAT)サムイ事務所が明らかにした。

 新戦略の柱となるのは、「食文化」「スポーツ」「健康・ウェルネス」「芸術・祭典」「持続可能性」の5つのテーマ。海外からの旅行者に多様な体験を提供し、「訪れる価値のあるデスティネーション」として、サムイ島、パンガン島、タオ島の魅力をさらに高めたいとしている。

 「Treasure Islands Samui–Phangan–Tao」として、富裕層の旅行者を誘致して3島での高付加価値でラグジュアリーな観光と体験を提供する。また、「Amazing Wonder Tri-Islands」として、旅行者を既存の主要観光エリアから潜在力を秘めた周辺地域に誘導。収益の分散とさらなる魅力の発信を目指す。

 さらに、地元料理や創作メニューを楽しむ食のイベント、アドベンチャーを含むスポーツ観光、ビーチヨガ、高級スパ、デトックスやホリスティック療法を取り入れた健康・ウェルネス体験、芸術祭や音楽イベントなどの文化行事などを計画。環境に配慮したエコツーリズムや地域参加型の持続可能な観光を構築していく。

写真:タイ政府観光庁(TAT)

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