【タイ】タイのメディアが報じるところによると、タイ南部ソンクラー県ハジャイ郡の洪水被災地で繰り返し銃声が確認され、レスキュー隊などによる救助活動が妨げられている。一部では数日間にわたって取り残されている被災者の救助が進まず、食料の配布も中断を余儀なくされているという。
最初の銃声は25日夜、レスキュー隊がジェットスキー(水上バイク)で被災地に向かう途中で聞かれた。翌26日には複数回の銃声(発砲)があり、隊員は安全確保のため食料配布を中止した。現場は市街地に近い「ゾーン8」と呼ばれる地区で、一帯住民の強い反発が確認されたという。
25日夕方はまた、北部チェンマイ県からのレスキュー隊が20発ほどの銃声を聞き、食料配布を中止。隊員がドローンを飛ばして「発砲をやめるよう」訴えたが、銃声は夜にも響いたという。また、「救助活動の際に発砲された。空に向けられた威嚇ではなく、明らかに向けられた。東北部ナコーン・ラーチャシーマー県から来たのに落胆した」といった話も報じられている。
フェイスブックなどには、夜間の救助活動で銃声を聞いて戸惑う隊員や、「救助は不要、来なくていい」といった叫び声が響く動画が投稿されている。レスキュー隊員は、「被災者(住民)がなぜ発砲するのか分からない」と話している。
ハジャイでの避難状況 写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより





















