【タイ】バンコク都心部パトゥムワン区で11月6日未明、飲酒中の口論から職場の先輩を刃物で刺した男が警察に逮捕された。事件発生から30分での身柄確保となった。
所轄のパトゥムワン警察署によると、事件は午前1時ごろ発生。「刃物による傷害事件が発生し、犯人が自転車で逃走した」との通報が入った。現場には全長約18センチのカッターナイフが落ちており、被害者の男性(48)は病院に搬送された。
同署のパトロール隊と巡回監視課「191」(警察緊急通報番号191)がただちに周辺を捜索。ラマ1世通りの橋付近で、通報内容と一致する白い自転車に乗った男(32)を発見した。左腕に血痕があり、職務質問を試みたところ男は橋から飛び降りて逃走したが、警察が追跡して取り押さえた。
男は調べに対し、「ホテル向けの調味料配送店に勤め始めたばかりで、飲酒中に先輩従業員と口論になり刺した」と供述しているという。警察は公式ホームページで、「午前0時24分の事件の通報を受け、0時56分には容疑者が確保した」と、対応の素早さをアピールしている。
写真:POLICE News Varieties






















