タイ西部のエラワン国立公園、滝での遊泳を一時禁止 豪雨で水位上昇

【タイ】タイ西部カーンチャナーブリー県のエラワン国立公園は現在、園内の滝での遊泳を全面的に禁止している。豪雨による水位上昇と急流の発生を受けたもの。状況が正常に戻り次第、遊泳は認められる。

 同園は9月18日、「連日の激しい雨によって水量が増し、流れが通常よりも速く危険な状態になっている」と説明。来園者は滝の景観を楽しむことは可能だが、スタッフのそのつどの指示に従うよう、強く求めている。

 水位の上昇に伴い、滝の最上段付近では毎年この時期に発生する「割れたゾウの頭(หัวช้างแตก)」が、はっきり見られるという。滝の源流にあたる断崖から大量の水が勢いよく流れ落ち、三方向に分岐することで、神話に登場する三つの頭を持つ「エラワン象」に似た形状になる。

 同園は、滝での遊泳解禁などの最新情報は公式Facebookページで確認できるとしている。

増水して流れが速くなった滝

エラワン象の頭のように見える「割れたゾウの頭」
写真はいずれもอุทยานแห่งชาติเอราวัณ Erawan National Parkフェイスブックより

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