崖下に乗用車、中から人骨 ほかの交通事故の救助活動で発見

【タイ】北部ピッサヌローク県チャートトラカーン郡で8月6日、崖下に転落していた乗用車が発見され、車内に人骨が散らばっていたのが確認された。トラックの転落事故で救助活動にあたっていたレスキュー隊員が見つけたという。

 現場では当日、2件のトラック事故が続けて発生。そのうちの1台が、道路から崖下に30メートルほど転落し、レスキュー隊がドライバーを救助するために下りて行ったという。

 レスキュー隊員の1人が、さらに30メートル下でひっくり返っている車を発見。車体は焼けた跡があり、車内にはいくつもの人骨が残っていたという。翌7日に警察、法医学専門家、病院医師らがレスキュー隊の案内で現場に赴いた。乗用車はMG車で、もともと白色だった。

 地元の人が警察やレスキュー隊に話したところによると、1年ほど前に音楽家(当時50歳)が事故現場辺りで行方不明になっていた。運転していたのはやはり白のMG車だったという。一帯の道路は急カーブが続き、事故多発地点として知られている。

写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより

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