【タイ】タイ警察入国管理局は8月4日、タイの入国スタンプと滞在ビザを改ざんした容疑で中国と台湾の男2人(39、40)を逮捕していたと発表した。入国日とビザ種類を偽って長期滞在ビザを申請したという。
事件は7月上旬に発生。台湾人が中国人のビザ延長をオンラインで申請したものの、所持していた許可が観光目的の60日間滞在に限られていたため、却下された。入管は「適切なビザ変更を自ら申請するように」と通達したが、中国人は台湾人を伴って入管に出頭し、入国スタンプを手書きで改ざんして「観光ビザ」の表記を「技能就労ビザ」に書き換えたパスポートを提出したという。担当官が改ざんをその場で見抜き、逮捕に至った。
台湾人は文書偽造、中国人は偽造文書の行使の容疑が科せられている。
写真:POLICE News Varieties