タイ航空が米ボーイング機調達の継続を表明 関税政策の交渉材料にも

【タイ】タイ国際航空(THAI)がタイのメディアに語ったところによると、同社は今後「ボーイング787-9(789、ドリームライナー)」45機を調達する計画だ。10年間で段階的に納入、最初の引き渡しは2027年半ばの予定。

 米トランプ政権による「相互関税」でタイは36%となり、ペートーンターン・チナワット首相は「GDPには影響はない」と強気の姿勢を見せながらも、「交渉が必要」と述べている。タイの複数のメディアは、THAIによるボーイング機の調達が、米国との交渉の有利な材料の一つになり得ると報じている。

 シンガポールで2024年2月に開催された航空ショー「シンガポール・エアショー」で両社はすでに、789の導入で合意に至っていたと報じられている。THAIが現在保有する航空機は85機。2026年には103機、2027年には116機に増やす計画で、2033年までに150機に揃えるという長期目標を掲げているという。

THAIのボーイング機 写真:newsclip

関連記事

トピック

要チェック!イベント&セミナー

  1.  タイランドエリートインフォメーションセンター(運営:株式会社大丸トレーディング)が、タイ長期滞在プ…
  2.  タイ小売大手ザ・モール・グループが主催する日本紹介イベント「ザ・モール・ジャパンディスカバリー…
  3. タイ人マネジメントの極意 お申し込みはこちらから  職場のタイ人スタッフとの関係にお困りごとは無い…

コラム・タイカルチャー

  1.  バンコク日本人学校(泰日協会学校)に通う中学3年生の田口伸(しん)さん(15)が、茨城県高萩市文化…
  2.  7月28日はワチラーロンコーン王(ラマ10世)の誕生日で祝日。2025年は26日の土曜から三連…
  3. 被害者の霊か? それとも己の弱さか? 鑑識任務36年の中で起きた不可思議現象-1 ―― 勤務中に清…
  4. 和名:アサヒカズラ(朝日葛)、サンゴフジ(珊瑚藤) 英名:Coral Vine, Queen's …
  5.  カンボジアとの国境、東部最大の面積を誇る県。1993年、近隣プラーチーンブリー県のサケーオ郡と…
  6. ♀ 20代後半 ピッサヌローク出身バンコク在住  ピッサヌロークのとあるビルで体験した話。そのビル…
  7. 酒類販売禁止日の適用法令(2025年改定) (Update 2025-2) 酒類販売禁止時間を定…

ハロタイ企業情報検索

simlex-20240411-004
ページ上部へ戻る