【タイ】タイ民間航空庁(CAAT)が2月5日、タイ国内の地方空港7港の旅客施設使用料(PSC)の引き上げを承認した。実施はしばらく先と見られる。
PSC引き上げはタイ運輸省空港局が提案したもので、北部ピッサヌローク、東北部ウドーン・ターニー、コーンケーン、ウボン・ラーチャターニー、南部スラーターニー、ナコーンシータマラート、クラビーの7港。旅客1人当たり25バーツ引き上げられ、国際線は425バーツ、国内線は75バーツとなる。航空券代に含まれるため、旅客による別途の支払いは生じない。
これらの空港には共用ターミナル設備(CUTE)、共用セルフチェックイン機(CUSS)、共用自動手荷物預け機(CUBD)といった各種システムが導入されており、PSC引き上げは空港設備維持の経費上昇に対応したもの。
ただ、引き上げはシステムの検査終了後、さらに4カ月前の告知となるため、実施までに時間がかかる見込み。