【タイ】ジェトロ(日本貿易振興機構)が行った「2024年度タイ国日本食レストラン調査」が発表された。タイ国内の日本食レストランは5916店で、前年度調査の5751店から165店、2.9%増加した。店舗数調査期間は2024年8月15日~10月31日。
地域別ではバンコク2.7%増、バンコク近郊5県(ナコンパトム、ノンタブリー、パトゥムターニー、サムット・プラーカーン、サムット・サーコーン)2.7%増、その他地方3.1%増となっている。業種別に見ると、店舗数の増加率が高かったのは、そば・うどんが16.1%増、喫茶が13.1%増、居酒屋が9.8%増など。
一方、2020年から2023年まで店舗数がトップだったすしは、6.8%減の1279店となり、和定食や懐石料理などを出す総合和食の店舗数1439店を下回った。すし店舗数が減少した理由は、関係者へのヒアリングの結果として、リーズナブルな価格で質の高いすし店が増え、消費者のニーズが全体的に引き上げられ、店舗間の競争が激化したことを挙げている。
ジェトロ・ホームページ:
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