44)日本でも薬用で知られる花「ゴールデンキャンドル」

和名:ハネセンナ
英名:Golden Candle, Candle Bush
泰名:ชุมเห็ดเทศ(チュム・ヘット・テート)

 花弁が特徴的だが、葉の方が薬用として重宝される花。日本語でセンナと聞くと薬の名称を思い浮かべ、「原材料の小葉を意味する」などという商品説明を目にするが、もともとはマメ科の植物の学名だとか。

 英名のゴールデン・キャンドルがしっくりくる。泰名は「チュム=群れ」「ヘット=きのこ・茸」「テート=風変わりな・外国・地域・場所」という意味で、こちらも見た目そのものという感じ。語尾の「テート」は、植物では「香辛料=เครื่องเทศ(クルアン・テート)」にも使われる。

 原産地はインドから東南アジアにかけての熱帯アジア地域で、たいていの国で葉が薬用となる。タイでは胃腸薬、下剤、寄生虫駆除、湿疹や白癬などの皮膚病治療、フケ止めなどなど何にでも効いて心臓にも良いといった、ちょっと不安になるほどの万能薬として説明される。葉を乾燥させて煎じて飲むのが通常。栽培されているというよりは雑草として見かけることが多い。

変わった形に思えるが、日本でもよく知られた花。

花弁はふんわりしていて可愛らしい。以前に住んでいたマンション近所の青空駐車場にて。

雑草として道端に咲いている光景しか見たことがない。

 

 

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