タイ深南部で市役所襲撃、8人死傷 全市停電

【タイ】28日夜、タイ深南部パタニー県ヤラン郡で、武装グループが銃や爆弾で、軍・警察のパトロール隊や郡内のタムボン・ヤラン市役所を襲撃し、警官1人と自警団員2人が死亡、警官5人が重軽傷を負ったほか、警察車両1台が爆弾で全損した。タムボン・ヤラン市役所に銃弾数十発が撃ち込まれ、電柱が爆破されてヤラン市全域が一時停電した。

 タイ治安当局は地元のマレー系イスラム過激派の犯行とみて捜査している。

 タイ深南部(ナラティワート、パタニー、ヤラーの3県とソンクラー県の一部)では、住民の大半を占めるマレー語方言を話すイスラム教徒の一部がタイからの分離独立を掲げて過激化し、タイ当局と武装闘争を続けている。2004年以降、約2万件のテロが発生し、約7300人が死亡した。

写真提供、タイ陸軍

写真提供、タイ警察第9管区

 

写真提供、タイ警察第9管区

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