【タイ】タイ警察入国管理局は、外国人向けの出入国・旅行関連サービスを一元化するデジタルプラットフォーム「THIM」を正式に開始した。将来的には、入国前の準備から入国手続き、滞在中の各種サービス、観光情報の提供までを1つのアプリで利用できる環境の構築を目指す。
入管によると、近年の外国人旅行者の増加により、空港や国境検問所の処理能力への負担が高まっている。このためデジタル技術を活用し、国家安全保障を損なうことなく手続きの効率化と利便性向上を図る。外国人のタイ入国や滞在を、より迅速かつ安全で円滑なものにすることが狙い。
THIMでは現在、タイ入国時に必要なデジタル入国カード(TDAC)の提出や観光情報サービス「Explore Thailand」を利用できる。TDACは従来通り入国管理局のウェブサイトからも利用可能だが、THIMを通じて申請や関連サービスへの接続ができるようになった。
今後は、入国管理局での各種手続きのオンライン化を進め、順番待ち予約、居住証明書の発行、査証延長、90日ごとの居住報告、到着時査証(VOA)の申請などの機能を追加していく。入国管理サービスを一括して提供するワンストッププラットフォームへの発展を目指す。
THIMは2026年8月1日にApple App Store、Google Play Store、Huawei AppGalleryで提供を開始。これまでに60万件超のダウンロードを記録し、利用者数は58万人超に至る。



























