【タイ】タイ工業連盟(FTI)自動車部会が12月24日に明らかにしたところによると、2024年11月の自動車生産台数は、前年同月比28.2%減の11万7251台で、16カ月連続で減少を続けている。1~11月は前年同期比20.1%減の136万4119台。
国内(新車)販売台数は11月、前年同月比31.3%減の4万2309台。相変わらずの落ち込みだが、前月10月の3万7691台からは12.3%増加した。1~11月は前年同期比26.7%減の51万8659台。
低迷の理由はこれまでどおり、自動車購入時のローン審査の厳格化と、中東情勢の悪化が挙げられている。FTIは11月25日に、2024年通年の生産台数の目標値を当初の計170万台から150万台に下方修正しており、達成は可能と発言した。