大林組、シンガポールに研究開発拠点

【シンガポール】大林組は、アジア地域の研究開発拠点として、シンガポールに「Obayashi Construction-Tech Lab Singapore(OCLS)」を2024年4月に開設し、7月18日に現地関係者を集めたローンチイベントを開催した。

 アジア地域における次世代建設生産技術の育成展開拠点と位置づけ、社内外との積極的な連携を図り、建設技術の研究開発を強化する。

 シンガポールでは、建設業でコロナ禍による外国人労働者の不足に端を発した省人化・生産性の向上が大きな課題となっていて、同国の建築建設庁(BCA)主導で、国内外の建設会社やスタートアップなどによる技術開発や建設現場への適用が積極的に進められている。

 このため、大林組は、建設ロボティクス技術を中心に、アジア地域の大学などの研究機関や建設会社、スタートアップとの共同研究開発や、アジア地域の建設現場への適用支援を行う拠点として、OCLSを設置した。

 OCLSでは、BCAによる補助金を活用し、中国のロボットメーカー、Fang Shi Technology製のコンクリートならし・コテ押さえロボットを導入し、コンクリート打設時の生産性向上について検証を進める。

 また、シンガポールの南洋理工大学(NTU)の3Dプリント技術研究組織シンガポール3Dプリントセンター(SC3DP)に共同研究室を開設し、建設業における3Dプリント技術の適用拡大を目指す。共同研究では、持続可能な建設材料の開発や、機械式継手、複合材料部品などの3Dプリント技術開発を行う。

 

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