14)外国人にはタイ国花より知られたタイの花「ラン」

和名:ラン(蘭)
英名:Orchid
泰名:กล้วยไม้ クルアイ・マイ

 ランこそタイで1年中見かけ、タイ国際航空(TG)のロゴもランをイメージしたデザインが施されていて国花と思わせる存在だが、国花ではない。寺院へのお供え、切り花としての贈りもの、庭で気軽に栽培など、国花のゴールデンシャワー以上にタイ人に生活に密接する花。

 ラン自体は世界で1万5,000種あるとか。タイで最も知られているのはデンファレ(洋蘭)で、世界に流通している8割はタイ産、日本にも年間1億本輸出されているという。タイの空港でも箱詰めが売られているが、それ以外では個人的に日本に持ち込めないという。専門業者が日本向けに輸出していて、注文から5日ぐらいで着く。

 タイでの栽培方法はいたって簡単。大きな木にココナツの殻をくくりつけ、そこにランをさしておくと勝手に育つ。切り花としてもらっても、室内で2週間~1カ月ぐらいもつ。

観賞用のラン。3、4日おきの水やりで十分だという。

TGのデザインのみならず、タイの空港にはランが飾られている。

仏像に供えられたラン。

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