タイ在住日本人7.2万人、過去2年で1万人減少 外務省調査
- 2023/12/13
- タイ社会
【アジア】日本の外務省がまとめた海外在留邦人数調査統計によると、海外在住の日本人(3カ月以上の長期滞在者と永住者の合計)は2023年10月1日時点で129万3565人で、前年の調査から1万4950人(1.1%)減少した。長期滞在者が4.3%減、71万8838人、永住者が3.2%増、57万4727人だった。
国・地域別で在住日本人が最も多かったのは米国で41万4615人(前年比1%減)。次いで、2位中国10万1786人(同0.3%減)、3位オーストラリア9万9830人(同5.1%増)、4位カナダ7万5112人(同1%増)、5位タイ7万2308人(7.8%減)――。
タイは2021年の調査で8万2574人だったが、過去2年で約1万人減少した。タイ以外の東南アジア諸国も、シンガポール(11位)3万1366人(2020年調査3万6585人)、マレーシア(13位)2万657人(同3万973人)、ベトナム(15位)1万8949人(同2万3437人)、インドネシア(16位)1万5510人(同1万8191人)、フィリピン(17位)1万2989人(同1万6990人)と、過去3年で在住日本人が大きく減少した。
都市別の在住日本人数はロサンゼルス都市圏が6万4457人(前年比0.9%減)で1位だった。2位はバンコクで5万1407人(同8.6%減)、3位はニューヨーク都市圏で3万7414人(同2.2%減)、4位は上海で3万7315人(同1.9%増)、5位は大ロンドン市で3万2487人(同1.4%減)――だった。