BTSスクムビット線延伸区間、1月2日から運賃徴収開始
- 2023/12/27
- タイ経済・企業
【タイ】バンコク首都圏の都市鉄道ライトグリーンライン(BTSスクムビット線)の南北の延伸区間で、2024年1月2日から、運賃の徴収が始まる。運賃は両区間とも15バーツで、両方の延伸区間を含む区間を乗車した場合の延伸区間の運賃は15バーツとする。チャチャート・バンコク都知事が27日、運賃徴収を定めたバンコク都庁布告に調印した。
運賃徴収を開始するのは南側延伸区間のベーリン駅(E14)〜ケーハ駅(E23)、12.8キロ、9駅と、北側延伸区間のモーチット駅(N8)〜クーコット駅(N24)、18.4キロ、16駅。南側延伸区間は2018年、北側延伸区間は2020年に開業したが、運賃を徴収していなかった。
ライトグリーンラインとダークグリーンライン(BTSシーロム線)の中心部分はタイの民間企業BTSグループがBOT(建設、運営、移管)方式で開発し、1999年末に開業した。延伸区間はバンコク都庁が所有し、BTSに運行システムの設置と運行を委託したが、都庁は無料運行を続けて、BTSに対する運行委託料など約500億バーツが未払いとなっている。