【タイ】国営クルンタイ銀行は11月4日、タイ中央銀行(BOT)、タイ政府観光庁(TAT)、バンコク都庁(BMA)、国際決済分野の提携先との共同で、バンコク都内の商業施設で「Scan Thailand Pay Like A Local : Cross-Border QR Payment for Tourism Merchant Activation Roadshow Bangkok」を開催した。観光地の事業者、飲食店、小売店、地域市場などに対し、外国人旅行者向けの越境QR決済(Cross-Border QR Payment)の利用促進を図っていく。
イベントでは、店舗向けQRコード決済の活用方法や事業者にとっての利点について説明がなされた。越境QR決済は「Pay Like a Local(現地同様の支払い)」をコンセプトとし、外国人旅行者が円滑に決済できる環境の整備を目指す。
会場では、加盟店向けアプリ「トゥングン(ถุงเงิน、財布・袋)」の登録相談ブースを設置。国内決済に加え、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、韓国、香港、ラオス、カンボジアなどのモバイルバンキングや電子ウォレットに対応し、外国人旅行者からの商品・サービス代金を越境QR決済で受け取ることができる。
新機能「AIノック・クラシップ(AIนกกระซิบ、AIささやく鳥)」も紹介された。売上高、顧客動向、コスト、事業の成長傾向などを分析し、事業者の経営判断を支援する。さらに、小規模事業者の資金調達機会の拡大を後押しし、金融包摂(ファイナンシャル・インクルージョン)の推進にもつなげるとしている。
クルンタイ銀行はバンコク中華街のヤワラート通りでも広報活動を展開し、トゥングンの店舗向けQRコードの導入を呼びかけた。外国人旅行者へのサービス向上と事業機会の拡大を支援するとともに、金融テクノロジーとイノベーションを通じてタイ企業の成長を後押しする。
写真:タイ首相府




























