【タイ】天然資源環境省鉱物資源局(DMR)は10月20日、東北部ウドーン・ターニー県バーンプー郡で発見された6個の足跡が、およそ1億2000万年前の前期白亜紀に生息していた肉食恐竜のものだったと発表した。足跡は、設置準備中のプーヒン・ジョムタート・プープラバート国立公園内で見つかった。
確認された6個の足跡は、前期白亜紀のプーパン層の砂岩上に連続して残されており、後ろ脚2本で歩行する肉食恐竜の獣脚類(テロポッド類)のものと判断された。足跡は長さ29センチ、幅26センチで、鋭く伸びた3本の指の痕跡が確認された。分析の結果、足跡を残した恐竜は腰高1.42メートル、全長6.30メートルだったと推定される。鉱物資源局は、大きさが同時代に生息しタイで化石が発見されている獣脚類のシアモティラヌス・イサネンシスに近いとしている。
現在、同省の国立公園野生動物植物保全局および文化省芸術局と連携し、見学者による損傷から足跡を保護するため、2008年化石保護法に基づいた対策を進めている。水による浸食を防ぐ措置も検討している。
写真:鉱物資源局フェイスブックより































