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タイの生産管理(12)「標準原価と実際原価」by SimLex Development
- 2026/6/26
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◆原価管理の役割
原価管理の基本的な役割は、標準原価を定期的に計算し、実際原価との差異を把握し、その原因を追究して経営情報につなげることです。そして最終的には、原価情報を会計情報につなげていく必要があります。しかし、海外の製造現場では、原価管理以前に、まず正確な在庫を把握すること自体が大きな課題となっている企業が少なくありません。
特に実際原価を計算するためには、
・原材料在庫(RM:Raw Material)
・仕掛品在庫(WIP:Work in Process)
・完成品在庫(FG:Finished Goods)
といった在庫の数量だけでなく金額まで正確に把握することが必要になります。在庫そのものが正確に把握できていない状態では、実際原価を正しく計算することは困難です。したがって、海外で原価管理を始める場合には、いきなり高度な実際原価計算を目指すのではなく、まず在庫管理を正しく行える状態を作ることが重要になります。
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SimLex Developmet Co., Ltd. 古賀 敏生

九州大学を卒業後、大手ベアリング会社に就職し生産技術研究所にて工程設計を経験し、38才で独立後スケジューラ・生産管理システムを中心とした開発・販売を実施した。その後、タイにてSimLex Development Co., Ltd.を設立し、0ベースよりERP・生産管理システム・会計システムを開発・販売し現在に至る。



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