【タイ】東北部ナコーン・ラーチャシーマー県シーキウ郡の警察署で1月18日、覚醒剤を手にした女(28)が出頭し、逮捕を求める出来事があった。薬物使用の前科があり、「止められない」と訴えたという。
1月14日に発生したクレーン倒壊事故で署員が対応に追われる最中、女が現れて覚醒剤(ヤーバー)が入った袋を差し出し、「逮捕してほしい」と申し出た。女は以前、中部アユッタヤー(アユタヤ)県内の工業団地で警備員として働いていたが、交際相手の薬物使用をきっかけに自身も手を染め、逮捕されて1年半ほど服役。出所後に社会復帰を目指したものの、両親の離婚や元交際相手からの暴力などが重なり、精神的な負担が増して再び薬物に依存するようになったという。
その後、46歳の母親と子ども2人が暮らす家に戻ったが、生活費のために受け取った金で覚醒剤を1錠60バーツで10錠購入。すでに9錠を使用し、残った1錠を手に出頭した。
女は、「家にいるとまた薬に手を出してしまう。1日に10錠も飲めば意識がもうろうとして自制できなくなる」とし、「刑務所なら瞑想する時間が持てる」と訴えたという。警察は、薬物所持の現行犯で逮捕した。
●【更新:死傷者96人】タイ東北部の高速鉄道建設でクレーン倒壊、通過中の列車を直撃 3人死亡、40人以上けが
写真:POLICE News Varieties























