「天丼てんや」がタイから撤退 最終営業は8月末

【タイ】日本の天ぷら・天丼チェーンの「天丼てんや」が、タイから撤退することが明らかになった。運営元で、小売りやホテルなどを手がけるタイの大手財閥セントラル・グループの外食部門「セントラル・レストラン・グループ(CRG)」が閉店を決定した。

 CRGは、収益性の低いブランドの整理を進める経営再編方針の一環として、天丼てんやの全店舗を閉店する。同店は2013年10月、バンコク郊外の商業施設「セントラル・バンナー」に1号店を開業。日本式の天ぷらを手頃な価格で提供するスタイルが支持され、2020年には最大14店舗を展開していた。

 しかし、コロナ禍での苦戦と最近の日本食の多様化に伴い、客離れが加速。現在営業中の店舗は、バンコク市内の「ターミナル21アソーク」と「サムヤーン・ミットタウン」の2店舗のみとなっていた。

写真:Central Restaurants Groupフェイスブックより

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