タイ北部山火事対応で熱中症相次ぐ 1人死亡、2人搬送 激しい大気汚染続く

【タイ】タイ天然資源環境省国立公園野生動植物局によると、3日、北部メーホンソン県の山中で山火事の監視活動を行っていた同局職員の男性(31)が熱中症とみられる症状で突然倒れ、現場で死亡した。

 同日、北部チェンマイ県のオップルワン国立公園で山火事の消火にあたっていた消防署員の男性がめまい、おう吐などの症状を示し、病院に搬送された。北部ナーン県のシーナーン国立公園でも山火事の消火活動中に消防署員の男性が熱中症の症状を示し、病院に搬送された。

 タイの北部、東北部では山火事が主因とみられる大気汚染が続いている。

 タイ天然資源環境省公害管理局によると、5日午後1時時点の空気質指数(AQI)は北部と東北部のほとんどの観測地点で「健康への悪影響が始まる」とされる100を超え、北部のメーホンソン県パーイ郡で252、チェンライ県メーサイ郡で250、東北部のナコンパノム県ナコンパノム市で212、カラシン県カラシン市で201など一部地域で「健康に悪影響がある」とされる200を上回った。

 

写真提供、国立公園野生動植物局

写真提供、国立公園野生動植物局

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