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駐在・自営・現採「ワーパミが発給されていれば加入可」 日本より利率の良いタイの積立保険
アジア各国で生命保険事業を展開、日本でもおなじみのFWDグループによる「積立保険」です。労働許可証(ワークパミット)が発給されていれば原則、加入できます。就労者家族としてOビザを発給されている方も、1歳からの子どもを含めて可能です。老後をタイで迎える人生設計の自営業や現地採用の方、いずれは日本に帰国する駐在員の方でも、満期まで続けて契約どおりに保険金を受けることができます(受け取りはタイ国内)。
タイには日本の国民年金のような公的制度が存在せず、個人的な貯蓄が必要です。「社会保険の還付が国民年金に相当する」とみなされていますが、還付は55歳以上で無職が条件です。勤続15年以内であれば一括還付、それ以上は年金タイプとしての毎月の入金ですが、15年以上の勤続かつ日本に帰国済みの場合は、在日タイ大使館に生存確認のため毎年出頭しなければならず、入金はあくまでタイ国内とされています。また、「プロビデント・ファンド」という企業年金制度が存在しますが、退職、疾病、死亡といった際の補償に多く利用されています。そのため、日本でいう年金や積立の制度に関してタイ政府は、FWDのような民間保険会社の保険商品を推奨する向きがあります。
FWDの「積立保険」は、保険料を積み立てて満期を迎えたら保険金を一括で受け取るという明快なタイプ(満期で受け取る保険金のほか、毎年定額の払戻金もあり)。魅力はやはり「積立利率」の高さです。以下は一例です。
— 38歳男性の一例 —
◯ 毎年10万バーツ15年積立:
・毎年10万バーツを一括払い、13カ月目に払い戻し1万,333バーツを払い戻し
これを15年間繰り返し
・25年後(最後の支払いから10年後)の保険金は179万7,892バーツ
利益は払戻金1万,333バーツ×24回を含めて29万7892バーツ(利益約16.6%)
・途中で死亡した場合、10年目までは154万9,907バーツ、15年目以降は206万6,543バーツ支払い
※60歳男性で上記のプランに加入した場合、25年目の最終的な保険金は1%未満
◯ 利率が高めの時期に途中解約した場合:
・5年過ぎて解約=払戻金を含めた保険金57万365バーツ(利益約12.4%)
・6年過ぎて解約=払戻金を含めた保険金73万523バーツ(利益約17.9%)
・7年過ぎて解約=払戻金を含めた保険金90万1,013バーツ(利益約22.3%)
※保険金の受け取りはいずれも加入から25年後。解約年以降、死亡時の保険金の支払いはなし
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上記の表のとおり、利率は保険料の支払期間によって変動します。長い期間支払えば保険金の合計額は大きくなりますが、利率も高めとは限りません。計算の上で利率が高の時期で途中解約すると、最終的な保険金は少なめでずが、利益はもちろん高めとなります。気を付けたいのは、保険金の支払いは途中解約の年ではなく「当初の契約で定められた年」です。
保険料支払い中は税控除も可能、医療特約の組み合わせもできます。資産形成として日本より有利な積立保険をご検討ください。
日本語での問い合わせ:email@newsclip.be(齋藤)
ご希望の日時(複数)と場所(バンコク都心部)をお知らせください。タイ人スタッフと共にご説明にお伺いいたします。