三菱重工、タイ東部ラヨンの超大型火力発電所初号機が運転開始

【タイ】三菱重工業は19日、タイ最大の独立系発電業者(IPP)であるガルフ・エナジー・デベロップメントと三井物産の合弁会社ガルフPDがバンコクの南東約130キロの東部ラヨン県で進める天然ガス火力発電所の建設プロジェクトで初号機を完工し、3月31日に運転を開始したと発表した。

 ガスタービン4台で構成される出力2650メガワットのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備で、2024年秋までに全4系列の運転を開始する予定。

 東部チョンブリ県の同規模の発電所とともに2018年にフルターンキー契約で受注した。チョンブリの発電所は昨年10月までに全4系列が運転を開始した。これまでのところ、新型コロナウイルス感染症による行動規制があった中、5系列すべてが納期通りに運転を開始した。

記念式典の様子(写真提供、三菱重工業)

写真提供、三菱重工業

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